宣言的UIを学ぶ際に知っておくべき重要なコンセプト
「宣言的UI」はここ最近のモバイルUI開発エコシステムにおけるホットな話題です。Jetpack ComposeやSwiftUIなど、OSが提供する宣言型なUIが書けるツールキットは、従来の命令的なアプローチによるUI開発に取って代わりつつあります。 さらに、クロスプラットフォームの市場は日に日に大きくなっており、Flutter、React Native、Compose Multiplatformなど、さまざまな種類の宣言型UIのツールキットのどれかについて知ってさえいれば、どんなプラットフォームでも市場に通用するプロダクトを提供することができます。 しかし、それぞれ使い方は違うのでしょうか?答えはNoで、構文や具体的な使い方は異なることもあるかもしれませんが、その背後にあるコンセプトは同じか似ているものです。 このセッションでは、宣言型UIの本質的なコンセプトについて取り上げ、Jetpack ComposeとSwiftUI、そして余裕があればReact Nativeでもこのコンセプトがどのように実装されているかを見て、いろんな宣言型UIツールキットを素早く学べるようにします。 - 宣言的UIとは何か - 命令的UIと宣言的UIは何が違うのか - UIと状態の再描画(Recomposition/Re-render): 宣言的UIのコアなコンセプト - オブジェクトの非効率な構築を防ぐ:メモ化 - UIノードでオブジェクトを渡すには?:CompositionLocal(コンテキスト) - 各ツールキットにおける状態管理の様々な方法 - Androidにおける状態管理の未来: サーバ状態管理入門 管理(Reactのtanstack-query/Flutterのriverpod) (DroidKaigi実行委員会による翻訳)
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HyunWoo Lee Organizer, KUG(Kotlin User Groups) Seoul
概要
- 日時 2024.09.12 / 11:20 ~ 12:00 (40min)
- 場所 Hedgehog
- 言語 英語 (日本語通訳あり)
対象者
-Jetpack Composeや他の宣言型UIツールキット(SwiftUI、React Nativeなど)を使って、マルチプラットフォームに対応したプロダクトを作りたい方 - 宣言的UIの概念をまだよく知らない方 - まだ命令的パラダイムでUIを開発しており、すぐに宣言的パラダイムでの画面開発に適応したい方