データに基づく意思決定を支える、Google Analytics for Firebase のイベント送信

アプリサービスの運営においては、ユーザの操作や画面遷移などのイベントを適切に送信し、データ分析できる体制を整えることが重要です。しかし、イベント送信の実装には注意が必要です。不適切な実装の場合、分析時に必要なデータが欠損し、効果的な意思決定が困難になる可能性があります。 このセッションでは、これから新たに Android アプリを開発したり、今後データ分析を強化したい Android エンジニアに向けて、以下のことを説明します。具体的な技術として Google Analytics for Firebase と BigQuery を取り上げます。このセッションを通して、データ分析という観点から、事業貢献を加速する Android エンジニアを増やすことを目指します。 - 予備知識としてイベントはどのように BigQuery に保存され、どのような SQL やツールで分析できるかを解説 - ユーザ登録、ログイン、ログアウト、退会でイベントに紐付くユーザ ID を適切に設定することで、バックエンドのデータと結合できるようにする - 画面遷移の方法 - Activity, Jetpack Navigation, Compose Navigation それぞれに合わせた画面遷移イベントの送信方法 - iOS / Android でイベント名を合わせるための仕組み作り(Kotlin Multiplatform によるコード共通化やコード自動生成を用いたソリューションを紹介) - イベント送信実装抜け防ぐための仕組み作り(Konsist や detekt を用いたソリューションを紹介) - PdM などモバイルエンジニア以外とのデータ分析方法についてのコミュニケーション体制構築

  • Haruhiko Takada 株式会社Kyash, Androidエンジニア


概要

  • 日時 2024.09.13 / 12:20 ~ 13:00 (40min)
  • 場所 Giraffe
  • 言語 日本語

対象者

これから新たにアプリを開発する Android エンジニア 今後データ分析を強化したい Android エンジニア データ分析に必要な Google Analytics for Firebase のイベントが送られていなかったり、iOS と Android で違うイベントが送られていることに悩む Android エンジニア

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